仏説観無量寿経

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地観

【11】
此想成時（この想を成す時）一一観之（各々これを観じ）極令了了（極めて了々に理解しなさい）閉目開目（閉目・開目に）不令散失（散失せず）唯除睡時（只、眠る時を除き）恒憶此事（常にこの事を憶いなさい）

如此想者（このように想う者を）名為（名付けて）粗見極楽国地（粗い極楽国地の見物者とし）若得三昧（もし三昧をすれば）見彼国地了了分明（彼の国地を見ること了々明らかですが）不可具説（つぶさには説けません）是為地想（これを地想とし）名第三観（第三の観と名付けます）

仏告阿難（仏が、阿難に告げます）汝持仏語（汝が、この仏語で）為未来世一切大衆（未来世の一切大衆が）欲脱苦者（苦から脱出できるよう）説是観地法（この観地の法を説きなさい）

若観是地者（この地を観ずる者は）除八十億劫生死之罪（八十億劫の生死の罪が除かれ）捨身他世（身を捨てて他世に）必生浄国（必ず浄国に生まれます）心得無疑（心に疑が無く）作是観者（この観をなす者を）名為正観（名付けて正観とします）若他観者（もし他観をすれば）名為邪観（名付けて、邪観とします）

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仏説観無量寿経（ぶっせつ かんむりょうじゅきょう）

仏説観無量寿経（ぶっせつかんむりょうじゅきょう）