仏説観無量寿経ぶっせつ かんむりょうじゅきょう

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像観


【16】
仏告阿難及韋提希仏が、阿難 及び韋提希に告げます 見此事已この事を見て 次当想仏次に仏を想います 所以者何故は如何か 諸仏如来諸仏如来は 是法界身法界の身です 入一切衆生心想中一切衆生の心想の中に入ります

是故この故に 汝等心想仏時汝の心に仏を想う時 是心即是三十二相八十随形好この心は即時に三十二相・八十随形好なので 是心作仏この心で作仏し 是心是仏この心は、仏となります 諸仏正遍知海諸仏正遍知海は 従心想生心想より生じ 是故応当一心繋念この故に、一心に繋念して 諦観彼仏彼の仏を観じ

多陀阿伽度多陀阿伽度と 阿羅訶阿羅訶と 三藐三仏陀三藐三仏陀を観じなさい 想彼仏者彼の仏を想う者は 先当想像先ず像を想うことで 閉目・開目閉目・開目して 見一宝像一つの宝像を見る閻に 如閻浮檀金色閻浮檀の金色のように 坐彼華上華上に坐すのを見なさい

見像坐已像の坐すのを見て 心眼得開心眼が開き 了了分明了々分明に 見極楽国極楽国を見て 七宝荘厳七宝荘厳の 宝地・宝池・宝樹行列宝地・宝池・宝樹行列を見て 諸天宝幔諸天の宝幔が 弥覆其上その上に弥覆して 衆宝羅網衆宝の羅網が 満虚空中虚空の中に満つるのを見ます

見如此事これを見ると 極令明了極めて明了に 如観掌中掌中を観察するようにしなさい 見此事已この事を見て 復当更作また更に 一大蓮華一つの大蓮華を 在仏左辺仏の左辺に置き 如前蓮華前の蓮華のように 等無有異等しく異ならないようにします

復作一大蓮華また一つの大蓮華を 在仏右辺仏の右辺に置きます 想一観世音菩薩像一つの観世音菩薩の像は 坐左華座左の華座に坐し 亦放金光また金光放つこと 如前仏無異前の仏と異なりません 想一大勢至菩薩像一つの大勢至菩薩の像を想い 坐右華座右の華座に坐し 此想成時この想を成すとき 仏・菩薩像仏・菩薩の像は 皆放光明皆、光明を放ちます 其光金色その光は金色で 照諸宝樹諸々の宝樹を照らし 一一樹下各々の樹下に 復有三蓮華三つの蓮華を置き 諸蓮華上諸々の蓮華の上に 各有一仏・二菩薩像一仏・二菩薩の像を置けば 遍満彼国彼の国に遍満します

此想成時この想を成すとき 行者 当聞行者はまさに 水流・光明及諸宝樹・鳧・鴈・鴛鴦水流・光明及び諸々の宝樹・鳧・雁・鴛鴦の 皆説妙法妙法を説く声を聞きます 出定・入定出定・入定に 恒聞妙法恒に妙法を聞き 行者所聞行者の所で聞き 出定之時出定のとき 憶持不捨憶持して捨てずに 令与修多羅合修多羅で合わせなさい

若不合者もし合わさざれば 名為妄想名付けて妄想とします 若有合者もし合わせることあれば 名為麁想名付けて粗想に 見極楽世界極楽世界の見物とします 是為像想これを像想とし 名第八観第八の観と名付けます 作是観者この観をなす者は 除無量億劫無量億劫の 生死之罪生死の罪を除き 於現身中得念仏三昧現身の中に於いて、念仏三昧を修得します


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