仏説観無量寿経ぶっせつ かんむりょうじゅきょう

元に戻る 新着の囲碁棋譜

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22) (23) (24) (25) (26) (27) (28) (29) (30) (31) (32) (33)


宝樹観


【12】
仏告阿難及韋提希仏が、阿難及び韋提希に告げます 地想成已地想を成せば 次観宝樹次に宝樹を観察しなさい 観宝樹者宝樹の観察とは 一一観之各々これを観じ 作七重行樹想七重の行樹の想をすることです

一一樹高各々の樹の高さは 八千由旬八千由旬で 其諸宝樹その諸々の宝樹は 七宝華葉七宝の華葉を 無不具足着けないことは無く 一一華葉各々の華葉には 作異宝色異なる宝色を作り 瑠璃色中瑠璃色の中に 出金色光金色の光を出し 玻瓈色中玻瓈色の中に 出紅色光紅色の光を出し 碼碯色中碼碯色の中より 出硨磲光硨磲の光を出し 硨磲色中硨磲色の中より 出緑真珠光緑真珠の光を出します

珊瑚・琥珀珊瑚や琥珀の 一切衆宝一切の衆宝で 以為映飾映飾し 妙真珠網妙真珠網は、 弥覆樹上樹上に(弥覆せり)咲き誇り 一一樹上各々の樹上に 有七重網七重の網が有り 一一網間一々の網の間に 有五百億五百億の 妙華宮殿妙華の宮殿が有り 如梵王宮梵王宮のようです 諸天童子諸天の童子が 自然在中自然に、その中にいます

一一童子各々の童子が 五百億五百億の 釈迦毘楞伽摩尼宝釈迦毘楞伽摩尼宝で 以為瓔珞瓔珞とし 其摩尼光その摩尼の光が 照百由旬百由旬を照らし 猶如和合和合させるのは 百億日月百億の日月です 不可具名つぶさに名付けることはできません

衆宝間錯衆宝は間錯し 色中上者色の中に上者があり 此諸宝樹この諸々の宝樹は 行行相当行々連なる程あり 葉葉相次葉々次々に育ち 於衆葉間諸々の葉の間に 生諸妙華諸々の妙華を生じます 華上自然華の上に自然に 有七宝果七宝の果が育ち 一一樹葉各々の樹葉は 縦広正等縦広正等で 二十五由旬二十五由旬です

其葉千色その葉は、千色で 有百種画百種の形が有り 如天瓔珞天の瓔珞のようで 有衆妙華諸々の妙華が咲きます 作閻浮檀金色閻浮檀を金色に作り 如旋火輪旋火輪のように 婉転葉間葉の間に婉転し 涌生諸果諸々の果が湧くように生まれ 如帝釈瓶帝釈の瓶のようです

有大光明大光明が有り 化成幢旛・無量宝蓋化して幢幡・無量の宝蓋と成り 是宝蓋中この宝蓋の中に 映現三千大千世界三千大千世界の 一切仏事一切の仏事を映します 十方仏国亦於中現十方の仏国も中に現われ 見此樹已この樹を見て 亦当次第一一観之次第に一々これを観じなさい 観見樹茎・枝葉・華果樹茎・枝葉・華果を観見し 皆令分明皆、分類を明らかにすることを 是為樹想これを樹想とし 名第四観第四の観と名付けます


(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22) (23) (24) (25) (26) (27) (28) (29) (30) (31) (32) (33)


Copyright ©2025 Matsumura DB Lab. All rights reserved.

お問い合わせメールは、こちらからお願いします。Please contact us !

あなたは 0000039961 人目のお客様です。
You connected as No. 0000039961 customer.