仏説観無量寿経

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中品中生

【26】
中品中生者（中品中生というのは）若有衆生（もし衆生有りて）若一日一夜受持八戒斎（もし一日一夜に八戒斎を受持し）若一日一夜持沙弥戒（もし一日一夜に沙弥戒を持ち）若一日一夜持具足戒（もし一日一夜に具足戒を持ち）威儀無欠（威儀欠くること無ければ）以此功徳廻向（この功徳をもつて回向し）願求生極楽国（極楽国に生まれようと願い求めました）戒香熏修（戒香熏修（かいこうくんじゅ）の）如此行者命欲終時（このような行者は、命終わる時）見阿弥陀仏与諸眷属（阿弥陀仏と諸々の眷属を共に見て）放金色光（金色の光を放ち）持七宝蓮華（七宝の蓮華を持たせて）至行者前（行者の前に到達します）行者自聞（行者が自ら聞けば）空中有声讃言（空中から声がし讃めて言います）

善男子如汝善人（善男子、汝のような善人は）随順三世諸仏教故（三世の諸仏の教えに随順なるが故に）我来迎汝（我来て汝を迎えます）行者自見（行者が自ら見れば）坐蓮華上（蓮華の上に坐し）蓮華即合（蓮華に包まれ）生於西方極楽世界（西方極楽世界に生まれ）在宝池中（宝池の中にいます）経於七日蓮華乃敷（七日を経て蓮華が敷かれ）華既敷已開目合掌（華は敷け終わり、目を開き合掌し）讃歎世尊（世尊を讃歎します）聞法歓喜（法を聞いて歓喜し）得須陀洹（須陀洹を修得します）経半劫已（半劫を経て）成阿羅漢（阿羅漢と成ります）是名中品中生者（これを中品中生のものと名付けます）

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仏説観無量寿経（ぶっせつ かんむりょうじゅきょう）

仏説観無量寿経（ぶっせつかんむりょうじゅきょう）