徒然草

元に戻る 新着の囲碁棋譜

(0) (10) (20) (30) (40) (50) (60) (70) (80) (90) (100) (110) (120) (121) (122) (123) (124) (125) (126) (127) (128) (129) (130) (131) (132) (133) (134) (135) (136) (137) (138) (139) (140) (141) (142) (143) (144) (145) (146) (147) (148) (149) (150) (160) (170) (180) (190) (200) (210) (220) (230) (231) (232) (233) (234) (235) (236) (237) (238) (239) (240) (241) (242) (243)


徒然草 第百三十三段



夜の御殿(おとど)は東御枕(ひがしみまくら)なり(天皇の御寝所は東の御枕である)

おほかた(おおかた) 東を枕として陽気を受くべき故に(東を枕として陽気を受けるために) 孔子も東首(とうしゅ)し給へり(孔子も東枕であられた)

寝殿のしつらひ(貴族の邸宅のしつらいは) 或は南枕(東枕あるいは南枕であるのが常の事である)

白河院(しらからのいん)は(白河院は) 北首(ほくしゅ)に御寝(ぎょしん)なりけり(北枕にお休みになられた)

「北を忌む事なり(「北は忌む事である) (また) 伊勢は南なり(伊勢は南である)

太神宮の御方(おおんかた)を(伊勢神宮の御方に) 御後(おおんあと)にせさせ給ふ事いかが」と(御足をお向けになるのはいかがなものか」と) 人申しけり(人が申した)

ただし(ただし) 太神宮の遥拝(ようはい)は(天皇が清涼殿からはるかに伊勢神宮を拝まれる時は)

巽(たつみ)に向はせ給ふ(東南にお向きになった) 南にはあらず。(南ではなかった)


(0) (10) (20) (30) (40) (50) (60) (70) (80) (90) (100) (110) (120) (121) (122) (123) (124) (125) (126) (127) (128) (129) (130) (131) (132) (133) (134) (135) (136) (137) (138) (139) (140) (141) (142) (143) (144) (145) (146) (147) (148) (149) (150) (160) (170) (180) (190) (200) (210) (220) (230) (231) (232) (233) (234) (235) (236) (237) (238) (239) (240) (241) (242) (243)


Copyright ©2025 Matsumura DB Lab. All rights reserved.

お問い合わせメールは、こちらからお願いします。Please contact us !

あなたは 0000040092 人目のお客様です。
You connected as No. 0000040092 customer.